UXデザインの潮流が、デザイナーに要求するもの
UXデザインに携わりながらも、自身をUXデザイナーであると位置づけているデザイナーはそれほど多くないように思います。デザインは多岐にわたる領域であり、それぞれのデザイナーは専門性や興味に基づいて異なる分野に携わっています。 しかし、最近ではユーザーエクスペリエンス(UX)の重要性が高まり、UXデザインの需要も増加しています。UXデザインはユーザーのニーズや要求を理解し、それに基づいて製品やサービスのエクスペリエンスをデザインすることを目指します。UXデザイナーという肩書きでなくても、デザイナーのスキルセット/マインドセットとして、ビジネス現場あるいは人材市場の要求が高まっています。 ここでは、WEBデザインからUXデザインへの要求変化に伴って変容するデザイナーの仕事や、今後のUXデザインとの関わりについて考察していきます。